退職したよー
この記事は退職者 Advent Calendar 2017の1日目の記事です。
いまさらになっちゃうんですが今年の10月頃に株式会社Speeeを退職しました。2年と9か月ぐらい在籍していたと思います。 現在は新宿の某社で働いています。
在職中のこと
在職中はずっとデジタルコンサルティング事業部という所にいました。 主に社内システムや、Webコンサル・広告配信に関するWebアプリケーションの運用・開発を行っていました。
自分とディレクターが1名ずつの小さいプロジェクトもあれば、 エンジニアが10名弱のプロジェクトのリードエンジニアを任されたりもしました。 詳細はあんまり話せないやつですが色々経験できて楽しかったです。
Speee社の良かった事
変化のスピードが半端ない
入社当初と比べて、社内の変化がもの凄かったです。
オンプレサーバにPHPでWebシステムが動いていたのが、 ある日を境に基本的にはRubyでやっていくぞ!という方針になり、 AWSをはじめとするクラウドサービスもばりばり使っていくようになり、 ReactもAngularもプロダクションで動くようになっていたり、 なかなかモダンなWeb開発ができるようになったように感じます。
全社でみても、わかりやすい所だとChatwork→Slackの移行だったり、CI・VIの刷新であったり、 変化させる、新しくする労力を惜しまない所はとてもよかったなぁと思います。
代表の個性や哲学が社風に表れていて面白い
話すと長くなるので割愛しますが、 Speee社は「知の共有」について一人ひとりがめちゃめちゃ哲学されていて、個人的に好きなところの一つです。 Slackや、Google Apps、Kibelaなどのツールを使う事についても非エンジニアの方も含め、どんどんハックしていき改善していく様子が面白かったです。
転職の動機
シンプルに環境を変えたかったというのが大きいです。
ありきたりなフラストレーションを感じ、これはもう環境を変えるしかないなと思ったというだけです。 転職のエモい話とかそういうのは他の方が書いてくれると思います。
ただ、転職の意思を固めるにあたって、「半年後、自分 or 会社がこういう状態になっていたら退職しよう」 というような設定は自分で継続的にするようにしていて、今回その条件を満たしたので転職するに至りました。
あとは、自分自身の人格が会社の環境に強く依存してしまったことがしんどかったです。
普通、職場環境に応じて自己人格をある程度最適化する(演じる)って事は少なからずあると思うんですが、 私はこのオン/オフがなんだかよくわからなくなってしまって、 自分は何者で、何がしたいのか、今一度落ち着いて考えて方針を定めるという事がしたくなりました。
だいたいそんな感じです。
どうやって転職先を決めたか
業種のこだわりはなかったので、基本的には転職ドラフトで活動していました。 ありがたいことに20社弱からの指名をいただき、とにかく色々な会社と面談をさせていただきました。
最終的には
- 自分が活躍できる環境か
- 自分が素でいられる環境か
という点を重視して転職先を決めました。 単純にスキルと人格の適合度ともいえると思います。
逆に、
- エンジニアとして成長できる環境か
- 責任領域が広く、裁量のある立場か
というところは優先度を低く考えていました。
エンジニアとしての成長というのは、会社に求めるよりは 個人の活動によるものが大きいなと思ったのと、 そんなに常に自由や裁量があっても考える事が増えてしんどいだけだよなぁと 働いているうちに思うようになったからです。 勉強会、Slack、GitHub、Twitter等で色々な方と関われるので、 「この会社にいるから全然学びを得られない。」なんてことはほぼないんじゃないかと思ってます。
ちなみに、転職ドラフトのレジュメはかなり時間と熱意をかけて準備したと思います。
最終的に文章を書いたのは5時間程度で、 業務で携わったプロジェクトの話をするのも限界があるので、 今持っている技術をちゃんと入れた個人プロジェクトを用意したりしました。
なので「転職ドラフト参加したいけど話せるプロジェクトないよ~~」って人は個人プロジェクトを公開してそれについて書くとよいと思います。
この後
今年の抱負として「技術を使って自己表現する」的なものを立てたんですが、大失敗しておりまして、というか転職することを第一目標に変えたのでそこまで進捗していない。というのが現状なのですが、そちらのほうやっていきたいと思います。
あと、収入や待遇の話していないのですがもちろん転職理由としてあり、 無事転職も済み、収入にも余裕ができたので来年こそは結婚しようと思います。
そんなわけで、
退職者 Advent Calendar 2017の1日目は@anoChickによる 僕と結婚を前提としたお付き合いをしてくださる方募集の記事でした。
ありがとうございました。
引き続きよろしくお願いいたします。