後輩とリモート開発配信した

なんでやったのか

動画配信とかやりたかったからです

作ったもの

まだ未完成だったりリポジトリにCredentialsがはいりっぱなしだったりするのでソースコードの公開はまだですが、 ざっくりいうと tech.speee.jp のリメイクです。 そこそこ評判は良かったのですが、スコープ制御がザルな所が気に食わなくて開発モチベーションが上がらず、何もしないでいたのですが、なんか良さそうな実装案がでたので、今回はそれの開発をしました。

後輩について

twitter.com

オタク。 前職の後輩で、歳は4つぐらい下。私と同時期に転職、現職も会社は違うが私と同業種。オタク。 f:id:anoChick:20180219024024j:plain

21時、配信準備をする

当初は、macでスクリーンキャプチャをする感じで,OBSというソフトウェアを使って動画撮影だけしようと思っていたのですが、通話音のとり方がよくわからなくて、sowndflowerというものも試してみたりもしたのですが、結局うまく行かず断念しました。このあたり詳しくないので誰か教えてください。

通話自体はGoogleハングアウトで行っており、ちょっと調べてみたらGoogleハングアウトやりとりがそのままYouTubeに配信出来たので、「それじゃあもう配信しちゃって、あとでアーカイブされた動画を編集したらいいか」ということになり、そのままGoogleハングアウトをYouTubeに配信していました。

22時、配信開始

配信を開始し、まずディスカッションをはじめました。 といっても、何を作るかとざっくりとした仕様についての方針を決めたぐらいで、 その後は雑に設計議論・調査・実装をしていました。 一度配信を止め休憩をはさみましたが、基本的にはずっと作業をしていました。 明け方の4時頃になって、脳みそが全然働かなくなったのを感じたのでそこで配信を止めました。

良かったこと

進捗がよい・相談のしやすさ

そもそもリモートで互いの画面を配信しつつ、通話で共同開発するっていう体験をあまりしたことがなかったのですが、 二人で作業していると、解決までが速いように感じました。

常につながっているので、会話コネクションの開始・終了が無いように感じられる事が相談の障壁を下げていて、その結果として問題解決スピードが早くなったんじゃないかと思いました。

話すことはたくさんある

ゲーム実況や雑談は、何を話したら良いかわからなくなることが有ると思うんですが、 開発配信となると、ものを作る為に必然的に議論が発生するので、「面白いこと言わなきゃ」とか考える必要がなく、ただ作ることだけ考えていれば良いというのはやりやすかったです。

なので、音声コンテンツとしては結構可能性を感じました(万人が面白いと感じるかは別として)

良くなかったこと

観てて面白く無さそう

音声はいいとして、画面が全然映えないです。 ゲーム開発とかしたらまた違うのかなと思いました。

観せられないものがたくさん

開発作業って、結構観せられない画面多いなぁと思いました。 - Webブラウザ(GitHubのprivateリポジトリとか) - ターミナル(なにがでるかわからん) - 動作画面(作るものによっては問題無さそうだけど今回はSlackだったのでウィンドウ共有は厳しい) - エディタ(うっかりenvファイルを開く危険性)

というような感じで、安心して映せるウィンドウが無くて、今回の配信では 「envファイルをAtomで絶対に開かないという強い気持ち」だけを忘れないようにAtomの画面を共有していたのが9割ぐらいでした。

コーディング配信をする場合は

  • 動作画面が常に見せられるものを作る
  • Credentialsの扱いをちょっと工夫してティストエディタも常に見せられる
  • 開発環境を別に用意する

とかすると良さそうと思いました。

すごい疲れる

ゲームの実況配信と比べて、すごい疲れるのと、疲れた時の脳死感が結構厳しい感じになります。 トイレに行くとかはありましたが、ちゃんと配信を中断して休憩時間を取ったのは、12時ごろの1回だけだったので、 単純にうまく休憩が取れてなかったのかもしれません。

もしかしたら3人でやったらもう少し余裕ができるかも。

これどうやって動画投稿するんだ

約5時間の動画が出来たわけですが、検索履歴とかが映っていたりもするため、そのままあげることは出来なくて、 かといってこれを編集するのもしんどいので、きっと今回の動画が世にでることは無いんじゃないかと思います。 「30分程度の動画コンテンツとして仕上げる」ということについてはまだ全然考えきれていないので、もう少しこのまま開発配信をやっていこうと思います。

まとめ・次回配信に向けて

開発配信はすごく楽しかったです。色々知見が得られたのと、リモートペアプログラミングの可能性を感じました。

動画コンテンツを作るのって難しいなと思いました。ですがいずれはちゃんとした動画ファイルにして投稿出来るところまでやりたいです。

@miyachikは頻繁に関わっていたり、一番コンテキストが近いエンジニアなのでとてもやりやすかったです。 機会があればまたやろうと思います。

もちろん、それ以外の人ともやってみたいなと思います。 なので、僕と一緒に開発配信してみたい人、いらっしゃったら気軽に声かけていただければと思います。 開発スキルのレベル感は問わず、「プログラミングやったこと無い〜」って人でもそれはそれで面白いんじゃないかと思ってます。

追記:結婚相手も募集してます。